世田谷区等々力の睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療|いびき・日中の眠気はあまいろ呼吸器クリニック

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)

世田谷区等々力の睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療|いびき・日中の眠気はあまいろ呼吸器クリニック

FAQ

Q1. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは何ですか?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が繰り返し止まったり浅くなったりする病気で、日中の強い眠気や集中力低下、高血圧や心血管疾患のリスク増加につながります。多くは閉塞型(OSA)で、気道の閉塞が原因です。

出典:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」/American Academy of Sleep Medicine (AASM) Clinical Practice Guidelines 2021


Q2. SASにはどのような症状がありますか?

代表的な症状は、大きないびき、睡眠中の無呼吸、日中の強い眠気です。起床時の頭痛や口の渇き、集中力低下、性格変化などを伴うこともあります。これらが長期間続く場合は受診をおすすめします。

出典:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」/AASM Clinical Practice Guidelines 2021


Q3. 簡易検査とはどのようなものですか?

簡易検査(在宅睡眠呼吸検査)は、自宅で装着できる小型機器を使い、睡眠中の呼吸状態や酸素飽和度を測定する方法です。検査の負担が少なく、重症度のスクリーニングに有用です。異常があれば精密PSGで確定診断を行います。保険診療(3割負担)で自己負担は約5,000円程度です。世田谷区の当院でも簡易検査を行っております。

出典:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」


Q4. 精密PSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)の費用はどのくらいですか?

精密PSGは通常入院が必要で、専用個室を利用する場合は個室代を含め約3万〜10万円以上かかることがあります。世田谷区の当院では外来で1.3万円程度で行えるPSG検査を行っています。

出典:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」


Q5. CPAP治療の適応基準は何ですか?

CPAP(持続陽圧呼吸療法)は、重症SASに対して第一選択とされます。保険適応の基準は以下の通りです。

  • 簡易検査でAHI(Apnea–Hypopnea Index)が40以上

  • 精密PSG検査でAHIが20以上

    いずれかを満たす場合に健康保険が適用されます。

    出典:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」


Q6. CPAP治療とはどのようなものですか?

CPAPは、睡眠中に鼻マスクから空気を送り続け、気道の閉塞を防ぐ治療です。重症SASに対して高い有効性が報告されています。保険適応で月々5,000円程度の自己負担がかかり、月1回の受診が必要です。世田谷区の当院でもCPAP治療に対応しております。

出典:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」/AASM Clinical Practice Guidelines 2021


Q7. マウスピース治療はできますか?

マウスピース(口腔内装置)は軽症〜中等症SASに適用される治療法です。当院では作成しておりませんが、必要な場合は歯科への紹介状を作成し、連携して対応しております。

出典:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」